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見えてる景色と、写真が違う

約束の時間までに、30分ほど余裕があったので、寄り道をしながら歩いた。
南天の実が沢山なっていて綺麗だったので、写真を撮ったが、目で見ていたときのまるで違う仕上がりになった。
でも、自分の中では、南天の赤い実が一杯に広がっている。
たとえば、道ばたの小さな花を見て、その花を見ることに意識を集中すると、花の映像だけで目の前が一杯になるような感覚がある。
写真で撮るには、もっと望遠レンズを使って撮影しないと撮れないないのだろう。
見ている印象と、写真のできあがりを同じにするのは、創作になるのだろうか。

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