小学校の時、運動が苦手だった。
鉄棒すれば、逆上がりできない。
球技は、ボールを受け損ねる。
フォークダンスは覚えられない、と言うより、言葉に併せて動けない。
でも、体育で2をもらうと笑ってごまかすほどショックでもあった。
自転車に乗れるようになったのも遅く、小3の時。
やっと乗れるようなったと思って100メートルもしないうちに、調子に乗って、勢い余って自転車ごと川に飛び込んでしまった。川へ転落したことで迷いがなくなり、自転車に乗れるようになった。得意の運動が、自転車と水泳となる。
最近のアニメで、「弱虫ペダル」というのがある。東京TX系なので地元のテレビ局では、放映されていない。ネットで、無料で配信されていたので、自転車好きの私としては、興味をそそられ見た。
オタクでひ弱そうな運動オンチの中学生(まるで私)が、ひょんなことから自転車競技部に入部して活躍する物語です。
このアニメが、ヒットするのは、運動が苦手で体力が無いと思い込んでいる主人公に、視聴者自身が、自分も主人公になれるという親近感と、自転車競技の蘊蓄(オタク要素)が織り込まれていることからだろう。
どこにでもいる人が、打ち込むことで、主人公になれるところが「弱虫ペダル」のヒットの要因となっているようだ。
特別な身体能力に恵まれていなくても、一目置かれるスポーツ選手になれる。これは、イベントが何度も妨害されニュースになった「黒子のバスケ」に言える。
最近のスポーツアニメのヒットの要因だろうか。
- 雑記2014
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