これからの季節、熊本県の気温予測は阿蘇山の観測データを使うと12間後の急速な温度変化が簡単に予測できる。
秋から春にかけて、熊本県の気温は北からの寒気の流れ込み、南から温かい空気の流れ込みに大きく左右されやすい。
その影響をいち早く示すのが、標高1142mにある阿蘇山のアメダスの気温と風向きの観測値だ。
春先は、阿蘇山の最低気温が、平野部より高くなる気温の逆転現象を起こすこともある。
阿蘇山のアメダスが、前日に比較して急激な温度変化を示したときは、寒気暖気の流れ込みで、約12時間後に平野部にも表れてくる。
昨日も、気温が低下傾向にあったが、今日は晴天で日照があったにもかかわらず、昨日よりすでに5度ほど気温が低下してしている。温かい空気をもたらしていた偏西風を押しのけて、寒気の流れ込みが今の時点で熊本をすっぽりと包み込んだのが、気象庁の気象衛星画像からも読み取れる。
それから、阿蘇山のアメダスの湿度データが、先日の雨以来100%が続いたり休止になっていたが、今日の晴天で湿度データも意味を持つようになったようだ。
(毎日が夏休み104日目)
- 雑記2013
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